尾崎喜八の生誕100年に開館した北のアルプ美術館。

「アルプ」には 1 号〜 196 号までの間に50以上の詩や文章などを執筆されており、その中から当館収蔵の尾崎喜八未公開の「アルプ」原稿、資料等を一堂に展示いたします。

*尾崎栄子・石黒敦彦 両氏の寄贈によるものです。
 

●尾崎喜八
明治25年1月31日〜昭和49年2月4日(1892〜1974)
大正〜昭和時代の詩人、随筆家。東京生まれ。京華商業卒。
山岳と自然を主題とした詩や散文に多くの優れた作品を残した。ロマン・ロランと白樺派の影響下に文学的出発をした後、高村光太郎とともに詩と芸術への研鑽を重ねた。その後自然と人間についての思索にみちた詩・随筆に独自の境地を開いた。戦後の7年間、長野県諏訪郡富士見町に住み、後期の代表作である詩集『花咲ける孤独』を書いた。雑誌『アルプ』の名付け親でもある。

 

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